1年ぶりの釣行はひとつテンヤ真鯛に決めた。
釣行先は飯岡の梅花丸。周年ひとつテンヤ真鯛をメインターゲットにしている船宿で、Gも10年前に80㎝、6.5kgの大鯛を釣らせてもらったことがある。
自宅から飯岡漁港までは一般道で1時間半弱と言ったところ。船宿の受付が午前4時なので、途中での買物時間を考慮して草木も眠る丑三つ時に自宅を出発。
船宿について釣座を確保しようとすると、四隅はすでに先客に抑えられていたので、左舷みよしの2番目を確保した。
混雑する休日なら四隅が釣りやすいけれど、平日釣行ならそれほど気にならない。
当日は二艘体制で、Gが乗った15号船は片舷5人の総勢10名で朝5時に出船した。
海は前日のウネリが多少残ってはいるが良い凪だ。
20分ほど沖に走った水深20m前後で第一投。
しばらくすると、船中あちこちで竿が曲がり始める。左舷みよしの名人はカサゴ混じりながら、気持ち良さそうに次々とタイを釣り上げている。
左隣の女性アングラーも慣れた竿捌きで良型をごぼう抜き。
そんな中、Gの竿はピクリともしない。餌の活エビもそのままに姿で戻って来る。
真鯛って、どうやって釣るんだっけ?
そんな焦りの中で気を揉むこと2時間、ようやく本命の顔を見ることができた。キロには少々足りなそうだが、太った綺麗な魚体だ。
これをきっかけに、外道混じりでもう1尾本命を追釣することができた。
1年ぶりの釣行ゆえ、今日はこれくらいで勘弁しておいてやろう!